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執筆者の写真こうご

高卒採用の高まり



東京の街

6月28日の日経新聞に高卒求人が増加してきているという記事がありました。

 中間層の人手不足や少子高齢化による労働力不足が深刻化しており、企業は若い人材を積極的に採用しようとする動きがでてきています。

 








各企業は初任給の引き上げをで行っており、厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査、企業規模別月間所定内給与額によると、

大卒20歳~24歳 月239,700円 令和3年から+4.5%

高卒19歳以下  月191,500円 令和3年から+4.9%

と令和3年から比べて上がっています。

しかし、高卒の就職希望者は減り続けているとの事。

人手不足の現状から、より一層若い人材の確保競争が強まっていくことが予測され、

特に、AIで代替できない「身体的な力」が必要な現場作業を伴う職種の労働者不足が課題であり、この分野での需要が高まっているとの事。


 とはいっても、人が集まりにくい建設業、製造業、運輸業等の直接人の力が必要な現場仕事は、今後も社会の基盤を支える重要な役割を果たすことに変わりはないです。

 特にインフラ整備や製造業の分野では、専門技能を持つ人材の需要はこれからどんどん高まっていきそうです。

 また、技術の進歩により、作業の効率化や安全性の向上が期待されており、これに対応できるスキルを持つ人材の需要が出てきそうですね。


確かに、ネット環境が整っていれば、どこでもコミュニケーションがとれ、場所も自由、時間も自由という仕事に比べると、身体や時間が拘束される現場仕事を率先して選ぶ人は少ないかもしれません。

建設業でも、就労状況の改善を図り、担い手の確保に取り組んで行こうとしています。

「新4K」の実現として

・給与がよい

・休日がとれる

・希望が持てる

・かっこいい

を目指し「地域の守り手」として持続可能な建設業を目指しているとの事です。


以上、「高卒採用の高まり」でした

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